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2014年04月22日 (火) 14:52 | 編集

 地方銀行に再編成の波がまた訪れるかもしれない。

 前回銀行の再編成が起こったのが、平成元年から約10年間。

 バブルがはじけて、負債を抱えた銀行などが続出し、生き残るために銀行合併を繰り返した。

 最近、銀行再編成も一段落ついたような感じだったが、

 今度は地方銀行が合併統合するという可能性がある様子。

 

 事の発端は、金融庁の畑中龍太郎長官の指示で、森信親検査局長が作成したとされる、「金融機関の将来にわたる収益構造の分析について」という文書。

 要は、『その銀行に未来はあるか?』といったことを分析したものらしい。

 分析内容のポイントは二つ。

1)生産年齢人口の減少率で2010年と25年の比較
2)リスク管理債権額の増減で12年3月期と13年3月期の比較。

 

 ただし、「金融機関の将来にわたる収益構造の分析について」には、銀行名が入っていない。

 で、ある証券会社が各行の開示データなどを参考に、行名の入った資料を作成したとか。

 

 

銀行再編で困ること

 銀行再編が起こるといろいろな銀行が合併吸収する。

 銀行の合併吸収で困ることというと、『銀行名が変わる』『取引実績が無駄になる可能性』『手続きが煩雑になる』『近くの支店などが合併でなくなる可能性』といったところだろうか?

 銀行名が変わると、何年後かに定期預金を解約しようとしたら、どこの銀行へ手続きに行けばいいかわからないとか言う問題もある。

 合併で近くの支店がなくなると、これまた、離れた支店まで行かないと行けなくなったりする。

 

今度の銀行再編は地銀で起こる?

 今度の銀行再編は地方銀行で起こる可能性がある。

 特に、将来人口の減少が大きいと予想される地域の地方銀行。

 あるいは、人口に比べ、銀行数が多い地方銀行ということらしい。

 

 で、その銀行再編云々の元となった「金融機関の将来にわたる収益構造の分析について」を証券会社が分析したという結果。

 ・秋田銀行(秋田県) (県内の地方銀行・信用金庫数5、他に労金・JA・ゆうちょ銀行など)

 ・四国銀行(高知県)・高知銀行(高知県) (県内の地方銀行・信用金庫数6、他に労金・JA・ゆうちょ銀行など)

・山陰合同銀行(島根県)・島根銀行(島根県)・鳥取銀行(鳥取県) (県内の地方銀行・信用金庫数4、他に労金・JA・ゆうちょ銀行など)

・百十四銀行(香川県) (県内の地方銀行・信用金庫数5、他に労金・JA・ゆうちょ銀行など)

・富山銀行(富山県) (県内の地方銀行・信用金庫数12、他に労金・JA・ゆうちょ銀行など)

・南都銀行(奈良県) (県内の地方銀行・信用金庫数4、他に労金・JA・ゆうちょ銀行など)

・福井銀行(福井県) (県内の地方銀行・信用金庫数9、他に労金・JA・ゆうちょ銀行など)

・常陽銀行(茨城県)・筑波銀行(茨城県) (県内の地方銀行・信用金庫数5、他に労金・JA・ゆうちょ銀行など)

・静岡中央銀行(静岡県)・清水銀行(静岡県) (県内の地方銀行・信用金庫数13、他に労金・JA・ゆうちょ銀行など)

・十六銀行(岐阜県)(県内の地方銀行・信用金庫数13、他に労金・JA・ゆうちょ銀行など)

 

 各県の銀行数なんかも調べてみるともっとぴんとくるかもしれないと思って、付け加えておいた。

 銀行再編・合併吸収が起こったからといって預金額1000万円までなら預金は保護されるのであわてることもないが。

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