郵便局でお金を送るお得な方法は？| 身近なお金で得する話

  お金のやり取りをするのに、一番身近な金融機関といえば、郵便局・郵貯銀行なんじゃないだろうか？


　なんたって、店舗数が多い。


　民営化で、郵送事業と銀行事業が分離されたとはいえ、ほとんどの郵便局にはＡＴＭがあるし、現金の取り扱いも行ってるし。



　で、郵便局でお金のやり取りする場合、どんな方法が一番得になるのか調べてみた。

	窓口	ＡＴＭ	郵貯ダイレクト（インターネット取引）	備考　・送金方法
通常払い込み	3万円未満＝120円 3万円以上＝330円	3万円未満＝80円 3万円以上＝290円	取り扱いなし	・送金相手の振替口座に、現金を払い込む ・日数がかかる
電信払込み	3万円未満＝525円 3万円以上＝735円	取り扱いなし		・送金相手の振替口座または総合口座に、現金を払い込む ・即時入金
電信振替	140円	無料　 （平成24年9月30日まで）	月5回まで：無料 月6回目以降：110円	・郵貯銀行の口座から相手の郵貯銀行の口座に送金する。
他の銀行口座への振込み	3万円未満＝６３０円 3万円以上＝８４０円	3万円未満＝２１０円 3万円以上＝４２０円円	3万円未満＝２１０円 3万円以上＝４２０円	・　郵貯銀行の口座からのみの利用が可能 ・現金を他行宛に振り込むことはできない
普通為替	送金額3万円未満＝420円 送金額3万円以上＝630円			・郵貯銀行の口座を持っていなくても利用できる。 ・為替を渡した相手が、郵便局の窓口で現金に交換する。 ・封書として渡す場合の送料は別料金
定額小為替	定額小為替証書1枚につき 100円			・送金額に応じて、50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1000円の12種類の定額小為替がある。　 ・定額小為替証書の有効期間は発行の日から6カ月（5年間は、再発行の請求ができる）
電信現金払（窓口払）	送金1件につき630円			・受け取るほうに、郵貯銀行の口座がなくても、窓口で現金の受け取りが可能 ・即時に送金処理が可能　 ・500万円まで
小切手払	小切手帳一冊につき1,575円			・　送金する方が小切手を振り出し、振り出された小切手を持参小切手払店（ゆうちょ銀行または一部の郵便局）で現金と引き換える。
現金書留	送金金額による			・郵便局の商品 ・封筒に入れて現金が直接送れる。熨斗袋なども送れる。

　
　というわけで、相手も自分も郵貯の口座を持っているのであれば、ＡＴＭかゆうちょダイレクトによる電信振替が一番お得。



　ネットバンクでは、他行への振り込み手数料が無料の銀行もあるが、郵貯銀行の強みは、窓口やＡＴＭが身近にあるところ。


　また、お祝い金などは、銀行振り込みとは行かないし、直接渡しにいけない場合などは、利用価値が高いかも。

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